資金移動が不要な上にポイントも貰える便利でお得なサービスとして、投資信託のクレジットカード積立(クレカ積立)が人気を集めています。
サービスの改悪や新規開始など激しい競争が繰り広げられていますので、2023年6月時点のクレカ積立の情報をお届けします。
マネックス証券×マネックスカード
証券会社 | マネックス証券 |
クレジットカード | マネックスカード |
年会費 | 実質無料 |
ポイント還元率 | 1.1% |
付与ポイント | マネックスポイント |
買付日 | 毎月24日 |
積立上限額 | 毎月5万円 |
年会費無料のクレジットカードの中では最も還元率が高い組み合わせです。
マネックス証券
マネックス証券は、五大ネット証券の一社で、先進的なサービスを提供しています。
投資信託の取り扱い本数も豊富です。
投信保有残高に応じてマネックスポイントを付与する「投信保有ポイントプログラム」があります。
付与率(年率)は0%、0.03%、0.08%と商品ごとに異なります。
マネックスカード
年会費は初年度無料。
2年目以降は、年1回以上利用があれば無料、利用がなければ550円。
クレカ積立もクレカ利用にカウントされます。
マネックスポイントの使い方
貯まったマネックスポイントは、投資信託の購入や他社ポイント等の交換に使えます。
クレジットカードの支払いには使えません。
ANAやJALのマイルへも交換できますが、交換レートは25%と低めなので微妙です。
交換できる他社ポイント等
- dポイント
- Amazonギフトカード
- Tポイント
- Pontaポイント
- nanacoポイント
- WAONポイント
SBI証券×三井住友カード
証券会社 | SBI証券 |
クレジットカード | 三井住友カード |
年会費 | 無料~33,000円 |
ポイント還元率 | 0.5~5% |
付与ポイント | Vポイント |
買付日 | 毎月1日 |
積立上限額 | 毎月5万円 |
SBI証券
SBI証券は五大ネット証券の一社で、投資信託の取扱が最も豊富な証券会社です。
クレカ積立以外のサービスも充実しているので、迷ったらSBI証券を選んでおけば間違いありません。
投信保有残高に応じてポイントを付与する「投信マイレージ」サービスがあります。
付与率は商品によって異なり、低コストなインデックスファンドの場合は、概ね0.022%~0.05%です。
三井住友カード
ポイント還元率はカードのグレードによって異なります。
おすすめは還元率1%の三井住友ゴールドカードNLです。
カード名称 | 三井住友カードNL |
三井住友ゴールドカードNL |
三井住友カード プラチナプリファード |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 |
5,500円 |
33,000円 |
クレカ積立 | 0.5%還元 | 1%還元 | 5%還元 |
ショッピング | 0.5%還元 | 0.5%還元 | 0.5%還元 |
継続ポイント | なし | 100万円以上の利用で10,000ポイント | 100万円以上の利用毎に10,000ポイント ※上限40,000ポイント |
選べるメインポイント
SBI証券では以下の中からメインポイントを一つ選びます。
選んだ「メインポイント」はSBI証券での取引でポイントが貯まり、一部のポイントは投資信託の購入にも使えます。
選べるメインポイント
- Tポイント
- Vポイント
- Pontaポイント
- dポイント
- JALマイル
Vポイントについては、SBI証券経由で三井住友カードを作成した人しかメインポイントに設定できません。
Vポイントの使い方
Vポイントのおすすめの使い方はキャッシュバックと投資信託購入です。
キャッシュバックは、1ポイント=1円でクレジットカードの支払い金額に充当できるサービスです。
auカブコム証券×au PAYカード
証券会社 | auカブコム証券 |
クレジットカード | au PAYカード |
年会費 | 実質無料 |
ポイント還元率 | 1% |
付与ポイント | Pontaポイント |
買付日 | 毎月1日 |
積立上限額 | 毎月5万円 |
auカブコム証券
対応しているのはau PAY カードで、積立額は月5万円まで。
1%のPontaポイントが付与されます。
投資信託の保有残高(月の平均残高)に応じてPontaポイントを付与する「資産形成プログラム」があります。
付与率(年率)は、多くのインデックスファンドで0.005%です。
auカブコム証券の口座開設はこちらから
au PAYカード
年会費は初年度無料。
2年目以降は、auの携帯電話の契約があるまたは年1回以上利用があれば無料、利用がなければ1,375円。
クレカ積立もクレカ利用にカウントされます。
au PAYカードには年会費11,000円au PAYゴールドカードもありますが、クレカ積立のポイント還元率はどちらも同じ1%です。
Pontaポイントの使い方
Pontaポイントのおすすめの使い方は次の3つです。
Pontaポイントの価値は1ポイント=1円が基本ですが、「1.ローソンのお試し引換券との交換」では1ポイント=2円以上で交換することができます。
おすすめのPontaポイントの使い方
- ローソンのお試し引換券との交換
- auカブコム証券での投資信託購入
- au PAY カードの支払い
楽天証券×楽天カード
<楽天カード積立>
証券会社 | 楽天証券 |
クレジットカード | 楽天カード |
年会費 | 無料~11,000円 |
ポイント還元率 | 0.5~1% |
付与ポイント | 楽天ポイント |
買付日 | 毎月1日 |
積立上限額 | 毎月5万円 |
<楽天キャッシュ積立>
ポイント還元率 |
|
付与ポイント | 楽天ポイント |
買付日 | 指定可能 |
積立上限額 | 毎月5万円 |
楽天証券の投信積立方法は2通りあります。
それぞれ月5万円ずつ、合計10万円まで毎月積み立てができます。
楽天証券での投信積立の方法
- 楽天カード(クレジットカード)による決済
- 楽天キャッシュ(電子マネー)による決済(2022年8月~)
楽天証券
楽天証券は、SBI証券に並び国内トップクラスの人気のある証券会社です。
投信残高に応じて毎月ポイントを付与するサービスはありませんが、投信残高がはじめて基準残高に達したときにポイントをプレゼントするサービスを提供しています。
楽天カード
楽天カードのグレードに応じて、0.5%~1%のポイントが還元されます。
楽天市場を頻繁に利用する方以外は楽天カード(一般)がおすすめです。
名称 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 2,200円 | 11,000円 |
クレカ積立のポイント還元率 | 0.5% | 0.75% | 1% |
(*)信託報酬が高く、楽天証券(販売会社)が受け取る代行手数料が0.4%を超える投資信託を積み立てる場合のみポイント還元率は1%のままです。
楽天キャッシュ
楽天証券では、楽天グループが提供する電子マネー「楽天キャッシュ」を使って、投資信託の積立ができます。
楽天カード→楽天キャッシュへのチャージには0.5%のポイントが還元されます。
投信の購入に対してはポイント還元はありません。
楽天ポイントの使い方
楽天ポイントは、楽天証券での投資信託の購入か、楽天カードの支払いに使うのがおすすめです。
まとめ
クレカ積立サービスを提供している証券会社を紹介しました。
普段貯めているポイントも考慮して、自分にとって一番お得なサービスを選びましょう。
こんな方におすすめ
- マネックス証券:とにかくお得にポイントを貯めたい
- SBI証券:迷ったらココ
- auカブコム証券:Pontaポイントを貯めている人
- 楽天証券:楽天ポイントを貯めている人
証券口座の開設・保有は無料です。
お得に利用できそうなサービスがあるなら2つ目・3つ目の口座を開設しちゃいましょう。