政府の後押しもあり、男性の育休取得は少しずつ増えていますが、長期間取得する人はまだまだ少ないのが現実。
そんな中、長期の育休を取得したいと言うのは勇気が要りますよね?
この記事では、男性が長期育休を取得するためのコツを5つご紹介します。
実際に私が1年間の育休を取得した際に心掛けていたことです。
これから長期育休を取得しようと考えている方は、最後まで読んで活用してみてください。
私が1年間の育休を取得した理由はこちらの記事をご覧ください
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【体験談】1年間の男性育休を取得した理由と周りの反応
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平均的な男性育休の取得率・取得日数
厚生労働省イクメンプロジェクトが発表した「男性育休推進企業実態調査2022」によると、男性の育休取得の企業平均(2022年実績)は次の通りです。
調査結果のポイント
2022年実績
- 平均取得率:76.9%
- 平均取得日数:41日
取得率100%の企業・団体でも、取得日数には数日~約150日とばらつきがあり、50~60日までの取得がほとんどです。
実際に長期の男性育休を取得している事例は少ないことがわかります。
男性育休を取得するコツ5選
私が育休取得に向けて、実際に心掛けていたことを5つご紹介します。
高いパフォーマンスを発揮する
上司・同僚から理解してもらう最大のポイントは、長期間育休を取得しても戻ってきてほしい、と思ってもらえる人物になることです。
正直、仕事ができない人の育休取得は、周りの人は応援してくれません。
権利を主張するには、まずはしっかりと義務を果たすこと。
一生懸命仕事に取組み、普段から高いパフォーマンスを発揮しましょう。
お金を貯めておく
育休中は、会社から給料が支払われませんが、雇用保険から育児休業給付金が支給されます。
最初の6ヶ月は手取りの8割程度が支払われると言われていますが、支払いのタイミングは初回は育休開始3ヶ月後、2回目以降は2ヶ月毎です。
つまり、最低でも3ヶ月間は無給です。
しばらく給付金が貰えなくても生活できるお金を用意しておきましょう。
近くにサポートしてくれる人がいないことを伝える
男性の育休取得を納得してもらいやすい理由の一つは、実家が遠方でサポートしてくれる人が近くにいないことです。
これに該当する人は、育休取得を相談するときにしっかりと伝えましょう。
里帰り出産するかどうかも一緒に伝えられるとベターです。
家族を大切にするキャラを確立する
普段から家族を大切にしていれば、育休取得を納得してもらいやすいです。
私は、下記のルールを貫いていて、周囲へも公言していました。
お陰でそのキャラを確立できました。
- できるだけ残業をしない
- 家族の用事がある時は定時でも帰る
- 当日の飲みの誘いは断る
- 飲みに行っても一次会で帰る
妊娠前に育休取得を頭出しする
同僚との会話で出産・育児の話題になったら、「もし子どもができたら長期の育休を取得したい」と頭出ししておきましょう。
妄想の話なので、自分の意思を主張しやすいと思います。
事前に周りの人が認識してくれれば、いざ育休取得を相談・公表するときに、スムーズに受け止めてもらえます。
まとめ
男性が長期育休を取得するためのコツを5つ紹介しました。
ポイント
- 高いパフォーマンスを発揮する
- お金を貯めておく
- 近くにサポートしてくれる人がいないことを伝える
- 家族を大切にするキャラを確立する
- 妊娠前に育休取得を頭出しする